| 記憶の種類 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 即時記憶 | 数秒〜数十秒の保持 | 電話番号をすぐにメモする |
| 短期記憶(作業記憶) | 数秒〜数分の保持・操作 | 暗算・その場でのメモ |
| 近時記憶 | 数分〜数日 | 今日の出来事 |
| 遠隔記憶 | 数年以上前の記憶 | 子供のころの体験 |
| エピソード記憶 | 個人の体験・出来事の記憶 | 小学校6年の夏休みの出来事 |
| 意味記憶 | 一般知識・事実の記憶 | 江戸幕府を開いたのは誰か |
| 手続き記憶 | 技能・手順の記憶 | 泳ぐ・自転車に乗る |
| 展望記憶 | 将来すべきことを覚えている | 郵便を見て投函を思い出す |
| 潜在記憶(プライミング) | 意識されない記憶の影響 | 手続き記憶も含む |
エピソード記憶の障害:角回の損傷ではエピソード記憶障害は起こらない。
| 検査 | 評価内容 |
|---|---|
| リバーミード行動記憶検査 | 日常生活における記憶障害(生態学的妥当性が高い) |
| 三宅式記銘力検査 | 言語性対連合学習(視空間障害の影響を受けない) |
| レイ複雑図形検査 | 視覚性記憶・構成能力(視空間障害の影響を受ける) |
| ベントン視覚記銘検査 | 視覚性短期記憶 |
| ウェクスラー記憶検査(WMS-R) | 多様な記憶の包括的評価(視空間障害の影響を受ける) |
日常生活の記憶障害評価=リバーミード行動記憶検査。三宅式は視空間障害の影響を受けないが日常生活場面ではない。
| 訓練法 | 内容 |
|---|---|
| 誤りなし学習(エラーレスラーニング) | 試行錯誤を排し正しい反応のみを経験させる |
| 間隔伸張法(SRT) | 想起の間隔を徐々に延ばしていく |
| 手がかり漸減法 | ヒントを徐々に減らしながら学習 |
| 環境調整 | メモ・スケジュール表・タイマーなどの外的代償手段 |
| 内的ストラテジー | イメージ法・頭文字法などの記憶術 |
試行錯誤しながら覚える=誤りなし学習と逆のアプローチ。プリズム順応は半側空間無視の訓練。