📝 このノートはAI編集部が過去問から作成した学習用まとめです。基礎医学領域は専門監修前のため、診断基準・数値・薬剤などの細部は必ず成書・最新ガイドラインで確認してください。
この章のねらい:内分泌は「器官とホルモン」「作用の上げる/下げる」の一対一対応を表にすれば、毎回ほぼ同じ組合せ問題で確実に得点できるテーマです。ここで扱う
甲状腺・下垂体・副腎・膵臓のホルモンは、
内科学の内分泌疾患(バセドウ病・糖尿病・クッシング症候群)や代謝の背景に直結し、
内分泌腺の位置関係は
解剖学とつながります。この章では過去問頻出の
①器官とホルモンの対応 ②下垂体前葉・後葉の区別 ③ホルモンの作用(血糖・血圧・Ca)を、引っかけ選択肢を軸に整理します。
1-1 内分泌腺とホルモンの産生部位
この単元は「どの器官がどのホルモンを出すか」の一対一対応がそのまま問われます。誤っている組合せを選ぶ形式が定番なので、正しい対応を丸ごと覚えて、混ぜられた誤りを見抜けるようにします。
| 器官(内分泌腺) | 主なホルモン |
| 視床下部 | 各種放出ホルモン(TRH・GnRHなど)。アンギオテンシンではない |
| 下垂体前葉 | 成長ホルモン・プロラクチン・ACTH・TSH・LH・FSH |
| 下垂体後葉 | オキシトシン・バソプレシン(ADH) |
| 松果体 | メラトニン(体内時計・概日リズム) |
| 甲状腺 | 甲状腺ホルモン(サイロキシン) |
| 副甲状腺(上皮小体) | 副甲状腺ホルモン(PTH) |
| 副腎皮質 | 糖質コルチコイド・アルドステロン |
| 副腎髄質 | カテコラミン(アドレナリン・ノルアドレナリン) |
| 膵臓(ランゲルハンス島) | インスリン(B/β細胞)・グルカゴン(α細胞) |
| 卵巣・精巣 | 性ホルモン(エストロゲン・テストステロンなど) |
| 腎臓 | エリスロポエチン・レニン |
正しい組合せ(そのまま出る):オキシトシン=下垂体後葉/アドレナリン=副腎(髄質)/メラトニン=松果体/インスリン・グルカゴン=膵臓/プロラクチン=下垂体前葉/エリスロポエチン=腎臓。これらは正しい選択肢としてよく登場する。
誤った組合せの定番:「成長ホルモン=甲状腺」(正しくは下垂体前葉)・「プロラクチン=卵巣」(正しくは下垂体前葉)・「視床下部=アンギオテンシン」(放出ホルモンが正しく、アンギオテンシンはレニン-アンジオテンシン系)はすべて誤り。アンギオテンシンは内分泌「腺」のホルモンではなく、血圧・体液量を調節する系として別に整理する。
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この章の続きで扱う内容
- 1-2 下垂体前葉・後葉ホルモンの区別
- 1-3 ホルモンと作用(血糖・血圧・カルシウム)