第4章|瘢痕・熱傷

対応過去問 6問/難易度 ★★★☆☆
📝 このノートはAI編集部が過去問から作成した学習用まとめです。基礎医学領域は専門監修前のため、診断基準・数値・薬剤などの細部は必ず成書・最新ガイドラインで確認してください。
この章のねらい:熱傷とケロイド・瘢痕は「数字と鑑別」で解ける頻出テーマです。STの直接対象ではありませんが、顔面・頸部の熱傷や誤飲による化学熱傷は、開口制限・構音・摂食嚥下に影響します(誤飲の化学熱傷では嚥下障害を生じる)。この章では①熱傷の深達度・重症度・面積 ②電撃傷・化学熱傷 ③ケロイドと肥厚性瘢痕を、過去問の正誤ポイントに絞って整理します。

4-1 熱傷の深達度・重症度・面積査定

熱傷は深さ(度)で分類し、重症度は「深さ×面積」で決まります。深達度と面積の法則が繰り返し問われます。

深達度分類

深さ到達層所見・転帰
Ⅰ度表皮発赤・疼痛のみ(水疱はない)。数日で瘢痕を残さず治癒
Ⅱ度真皮水疱を形成。深達性Ⅱ度は肥厚性瘢痕を残しやすい
Ⅲ度皮膚全層全層壊死・無痛。自然上皮化が望めず植皮が必要
深達度のひっかけ:「Ⅰ度熱傷は水疱形成を伴う」は誤り——水疱はⅡ度で形成される(Ⅰ度は発赤・疼痛のみ)。「重症度は深さと作用温度で決まる」も誤りで、正しくは面積と深さで決まる(作用温度は受傷の要因であって重症度の指標ではない)。
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この章の続きで扱う内容
  • 4-2 特殊な熱傷(電撃傷・化学熱傷)
  • 4-3 ケロイドと肥厚性瘢痕