📝 このノートはAI編集部が過去問から作成した学習用まとめです。基礎医学領域は専門監修前のため、診断基準・数値・薬剤などの細部は必ず成書・最新ガイドラインで確認してください。
この章のねらい:廃用症候群(生活不活発病)は「安静・不動が全身に及ぼす悪循環」で、
単純な暗記で確実に得点できる頻出テーマです。STにとっても他人事ではなく、
長期臥床・低栄養は嚥下・呼吸・認知の低下を招き、誤嚥性肺炎の温床になります。
嚥下障害のリスク管理とセットで、「起こる/起こらない変化」を反対語で覚えましょう。この章では
①廃用症候群でみられる変化 ②長期臥床の合併症 ③褥瘡の好発部位を整理します。
4-1 廃用症候群(生活不活発病)でみられる変化
廃用症候群は安静・不動によって二次的に生じる全身の機能低下。基本方針は「増えるのは安静時心拍数と尿中カルシウムの2つだけ、他はすべて低下・減少」で覚えます(不動で骨吸収が亢進し、骨から溶け出したCaが尿に出るため高カルシウム尿症になる)。
| 項目 | 廃用でどうなる |
| 筋力・筋持久力 | 低下 |
| 肺活量 | 低下 |
| 循環血液量 | 減少 |
| 安静時心拍数 | 増加(心機能低下を代償) |
| 骨 | 骨量減少(骨粗鬆症)・尿中Ca増加 |
| 関節 | 拘縮 |
| 血管 | 起立性低血圧・深部静脈血栓症(DVT) |
| 認知・精神 | 認知機能低下・抑うつ |
廃用症候群でみられるもの(25-11):正解は「安静時心拍数の増加」。肺活量・筋持久力・認知機能・循環血液量はいずれも低下・減少する。
廃用症候群で正しいもの(19-12):正解は「起立性低血圧の予防には早期から座位時間を確保する」。膝伸展筋力は低下し、肺活量は減少、側臥位でも褥瘡は生じる。DVTにマッサージは禁忌(血栓を飛ばし肺塞栓の危険)。
廃用症候群に含まれないもの(26-12):正解は「低カルシウム尿症」。廃用では骨からCaが溶出し高カルシウム尿症になる。骨粗鬆症・関節拘縮・静脈血栓症・起立性低血圧は含まれる。
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