第5章|リハの理念・領域・地域+運動療法

対応過去問 13問/難易度 ★★★☆☆
📝 このノートはAI編集部が過去問から作成した学習用まとめです。基礎医学領域は専門監修前のため、診断基準・数値・薬剤などの細部は必ず成書・最新ガイドラインで確認してください。
この章のねらい:リハビリテーションの理念(全人間的復権・QOL・自立生活)は、STが目指すゴールそのものです。言語聴覚療法は医学的リハの一員でありながら、教育・職業・社会リハすべてに関与します(就学支援・復職支援・地域参加)。言語聴覚障害総論社会福祉関係法規と重なる領域なので、理念と4領域を軸に横断的に押さえましょう。この章では①理念と4領域 ②運動療法・物理療法 ③装具・義肢 ④地域・福祉・その他を整理します。

5-1 リハビリテーションの理念と4領域

リハの理念は「全人間的復権」=QOLの向上・自立生活の実現。実践は4領域(医学・教育・職業・社会)に地域リハを加えて展開します。

領域内容・関連機関
医学的リハ機能障害の回復・二次障害予防(病院・リハ専門職)
教育リハ就学・発達支援(特別支援学校
職業リハ職業指導・職業訓練・職業紹介・フォローアップ・保護雇用(障害者職業センター
社会リハ社会生活力(SFA)の向上・社会参加の支援
リハに関連しないもの(17-49):正解は「安楽死」。機能回復・ADL・QOL・自立生活はいずれもリハの目的。安楽死は全人間的復権という理念に反する
正しい組合せ(16-48):「教育リハ―特別支援学校」「職業リハ―障害者職業センター」が正しい。社会リハ―臨床工学技士/医学リハ―児童相談所/地域リハ―救急救命士は誤り。
社会リハで正しいもの(18-49):正解は「社会生活力(SFA)の向上」=社会の中で自立し主体的に生活する力を高めること。他は機能障害の回復=医学的リハの目的/福祉用具の研究・開発=技術・工学的領域の課題で、いずれも社会リハの定義ではない。
社会リハの「関連語」に引っかからない(18-49):インテグレーション(統合)は理念・方向性を指す言葉であって、社会リハビリテーションの定義そのものではない。同様に「福祉サービスの向上」は社会福祉施策の課題であり、社会リハの中核目的とは異なる。社会リハの定義はあくまで「社会生活力(SFA)の向上」の1点で、隣接概念(インテグレーション・ノーマライゼーション・福祉サービス整備)と区別して覚える。
職業リハのサービスで誤り(19-50):正解は「日常生活評価」。職業指導・職業紹介・フォローアップ・保護雇用は職業リハに含まれるが、日常生活評価は医学的リハの領域。
職業リハに含まれるもの(22-150):職業指導・職業訓練・フォローアップが該当。生活指導・健康管理は職業リハには含まれない。
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この章の続きで扱う内容
  • 5-2 運動療法・物理療法
  • 5-3 装具・義肢
  • 5-4 地域・福祉・その他の関連知識