「リハビリテーション医学」は分類上は基礎医学(臨床医学系)ですが、STにとっては「自分の仕事を大きな地図の上に置く科目」です。言語・コミュニケーション・嚥下の訓練は、リハビリテーション全体の一部として行われます。ST国試では毎回4問前後出題され、なかでもICF(国際生活機能分類)は最頻出級——「機能障害・活動・参加」という障害のとらえ方そのものが、失語症や構音障害を「話せない」だけでなく「仕事に戻れない・会話に参加できない」という生活のレベルで見る、ST臨床の土台になります。本ノートは、①ICF・障害概念、②疾患別リハ(脳卒中・脊髄損傷・呼吸・がん)、③リハ評価(ADL・FIM・Barthel)、④廃用・合併症、⑤リハの理念・領域・地域+運動療法・その他の5章で、過去問の頻出ポイントに絞って整理します(診断基準・数値・薬剤名は医学寄りのため要監修)。