📝 このノートはAI編集部が過去問から作成した学習用まとめです。基礎医学領域は専門監修前のため、診断基準・数値・薬剤などの細部は必ず成書・最新ガイドラインで確認してください。
この章のねらい:音源(喉頭)でできた声を
ことばに削り出す舞台が舌・口腔・軟口蓋・咽頭です。ここは
運動障害性構音障害(麻痺で舌・軟口蓋が動かない)と
機能性構音障害の解剖学的土台。軟口蓋・咽頭は鼻咽腔閉鎖=
器質性構音障害(口蓋裂)と直結し、喉頭蓋谷・梨状陥凹は
嚥下障害の通り道です。「どの筋がどの音・どの動きを作るか」で覚えると得点源になります。
4-1 舌の筋(内舌筋と外舌筋)
舌筋は「形を変える内舌筋」と「位置を変える外舌筋」の2群。神経支配は口蓋舌筋を除き舌下神経(XII)です。
| 群 | 筋 | 働き |
内舌筋 (骨に付着せず 舌の形を変える) | 上縦舌筋 | 舌尖を挙上・舌を短縮 |
| 下縦舌筋 | 舌尖を下制 |
| 横舌筋 | 舌を細く狭める(尖らせる) |
| 垂直舌筋 | 舌を平たく広げる |
外舌筋 (骨に付着し 舌の位置を変える) | オトガイ舌筋 | 舌を前方へ突出 |
| 舌骨舌筋 | 舌を後下方へ引く |
| 茎突舌筋 | 側頭骨(茎状突起)から起こり舌を後上方へ引く |
| 口蓋舌筋 | 舌を後上方へ挙上(軟口蓋を下げる) |
舌の動きと筋(頻出):舌尖の挙上=上縦舌筋、舌の前突=オトガイ舌筋、舌を後方へ引く=茎突舌筋(後上方)・舌骨舌筋(後下方)。内舌筋(上縦・下縦・横・垂直)は骨に付着しない——「下縦舌筋が下顎骨に付着」「垂直舌筋が舌骨に付着」は誤り。茎突舌筋が側頭骨に付着は正しい。
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この章の続きで扱う内容
- 4-2 咀嚼筋と開口・閉口
- 4-3 軟口蓋・口蓋弓・咽頭の筋
- 4-4 口腔・咽頭の解剖と嚥下の通り道