「心臓の刺激伝導系で正しいのはどれか」の過去問まとめ(作業療法士国家試験・2問)
作業療法士国家試験では「心臓の刺激伝導系で正しいのはどれか」という問い方が、第58回〜第60回のあいだに2回出題されています。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第60回 午前第65問5. 房室結節の興奮はHis束を経て心室に伝わる。
- 第58回 午前第64問3. 房室結節の興奮はHis束より先に生じる。
4. 刺激伝導系の細胞は活動電位を生成できる。
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第60回 午前第65問(生理学)
心臓の刺激伝導系で正しいのはどれか。
- 1. 洞房結節は左心房にある。
- 2. 心筋細胞はK⁺の流入によって脱分極する。
- 3. 心電図のP波は心室の興奮に対応している。
- 4. 副交感神経が興奮すると心拍数は増加する。
- 5. 房室結節の興奮はHis束を経て心室に伝わる。 ✓
正答:5
刺激伝導系の順序は「洞房結節→心房筋→房室結節→His束→左右脚→Purkinje線維→心室筋」であり、房室結節からHis束への伝導は基本事項である。
第58回 午前第64問(生理学)
心臓の刺激伝導系で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 洞房結節は心室中隔にある。
- 2. 房室結節の伝導速度はHis束より速い。
- 3. 房室結節の興奮はHis束より先に生じる。 ✓
- 4. 刺激伝導系の細胞は活動電位を生成できる。 ✓
- 5. 洞房結節の活動電位持続時間はPurkinje線維より長い。
正答:3・4
刺激伝導系は洞房結節→房室結節→His束→左右脚→Purkinje線維の順に興奮が伝わり、すべての細胞が活動電位を自律的に発生させる能力(自動能)を持つ。
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