PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午前 第33問

理学療法治療学第51回午前

第51回 理学療法士国家試験 午前 第33問(理学療法治療学)の正答は 1・3 です。第5頸髄節まで機能が残ると、C5が主に支配する三角筋(肩関節外転)と上腕二頭筋(肘関節屈曲・前腕回外)が働く。

問題
脊髄損傷患者(第5頸髄節まで機能残存)が可能な動作はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 肩関節外転 ✓
  2. 2. 肘関節伸展
  3. 3. 前腕回外 ✓
  4. 4. 手関節背屈
  5. 5. 指伸展

正答:1・3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.8%標準

38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・3番 — 肩関節外転・前腕回外

第5頸髄節まで機能が残ると、C5が主に支配する三角筋(肩関節外転)と上腕二頭筋(肘関節屈曲・前腕回外)が働く。手関節背屈(C6)・肘関節伸展(C7)・指伸展(C7)はより下位の髄節の筋が担うため不可能である。


【各選択肢の解説】

1. 肩関節外転
✅ 正しい。肩関節外転の主動作筋である三角筋はC5・C6支配で、C5残存で働く。
2. 肘関節伸展
❌ 誤り。肘伸展の主動作筋は上腕三頭筋で主にC7支配である。正しくはC7まで残存して可能になる。
3. 前腕回外
✅ 正しい。上腕二頭筋(C5・C6)が肘屈曲とともに前腕回外を行うため可能である。
4. 手関節背屈
❌ 誤り。手関節背屈を行う長・短橈側手根伸筋は主にC6支配である。正しくはC6まで残存して可能になる。
5. 指伸展
❌ 誤り。総指伸筋は主にC7支配である。正しくはC7まで残存して可能になる。

【試験対策ポイント】

ISNCSCI(米国脊髄損傷協会 ASIA)の上肢の key muscle で髄節と動作を対応させる。

髄節key muscle の動作
C5肘関節屈曲
C6手関節背屈
C7肘関節伸展
C8中指の深指屈筋(指の屈曲)
T1小指外転
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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