📝 このノートはAI編集部が過去問から作成した学習用まとめです。基礎医学領域は専門監修前のため、診断基準・数値・薬剤などの細部は必ず成書・最新ガイドラインで確認してください。
この章のねらい:認知症は、STが臨床でコミュニケーション支援・摂食嚥下・リハビリの対象として日常的に関わる病態です。
型ごとの中核症状(AD=記憶/DLB=幻視・変動/前頭側頭型=人格変化)を押さえることが、
高次脳機能障害の評価・アプローチの土台になります。
4-1 アルツハイマー病
認知症の最多。近時記憶障害(新しいことを覚えられない)から始まり、緩徐に進行します。
| 項目 | 内容 |
| 萎縮部位 | 海馬・側頭頭頂葉(内側側頭葉の萎縮) |
| 病理① | 老人斑=アミロイドβの蓄積 |
| 病理② | 神経原線維変化=タウ蛋白の異常 |
| 髄液マーカー | タウ上昇・アミロイドβ42低下 |
| 画像 | 後部帯状回・楔前部の血流/代謝低下。代謝低下は頭頂・側頭葉優位(前頭葉優位に低下するのは前頭側頭型) |
| 治療 | コリンエステラーゼ阻害薬(低下したアセチルコリンを補う)。抗コリン薬はむしろ不適 |
| 神経伝達物質 | アセチルコリンなど脳内神経伝達物質は低下する(セロトニン等が増加するのではない) |
| 病理(鑑別) | 老人斑・神経原線維変化が特徴。海綿状態が特徴的なのはプリオン病(CJD)でありADではない |
病理の対応を混同しない:老人斑=アミロイドβ、神経原線維変化=タウ。この2つの対応は頻出。症状面では物盗られ妄想・取り繕い反応が特徴的。
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この章の続きで扱う内容
- 4-2 レビー小体型認知症とその他の認知症・鑑別
- 4-3 脱髄疾患:多発性硬化症(MS)
- 4-4 中枢神経感染症・プリオン病
- 4-5 頭痛(片頭痛)