MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第24問

臨床生理学検査第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第24問(臨床生理学検査)の正答は 4 です。スパイロメータは口から出入りする空気の量しか測れないため、肺から吐き出せない残気量(RV)を含む量は測れない。

問題
スパイロメトリーで測定できる項目はどれか。 a.全肺気量 b.最大吸気量 c.予備呼気量 d.1 秒率 e.機能的残気量
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d ✓
  5. 5. c、d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 78.9%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番(b・c・d)

スパイロメータは口から出入りする空気の量しか測れないため、肺から吐き出せない残気量(RV)を含む量は測れない。全肺気量(TLC)と機能的残気量(FRC)は残気量を含むので、ガス希釈法や体プレチスモグラフで測る。


【各選択肢の解説】

a.全肺気量
❌ 誤り。正しくは、全肺気量=肺活量+残気量であり、残気量を含むためスパイロメトリーでは測れない(ガス希釈法・体プレチスモグラフで測る)。

b.最大吸気量
✅ 正しい。安静呼気位から最大まで吸い込める量(1回換気量+予備吸気量)で、出入りする空気の量なので測定できる。

c.予備呼気量
✅ 正しい。安静呼気位からさらに吐き出せる量で、測定できる。

d.1秒率
✅ 正しい。努力性肺活量(FVC)のうち最初の1秒間に吐いた量(FEV₁)の割合(FEV₁/FVC)で、努力呼気曲線から求められる。

e.機能的残気量
❌ 誤り。正しくは、機能的残気量=予備呼気量+残気量であり、残気量を含むためスパイロメトリーでは測れない(ガス希釈法・体プレチスモグラフで測る)。

1. a、b、c
❌ 誤り。aが当たらない。正しくはb・c・d。
2. a、b、e
❌ 誤り。a・eが当たらない。正しくはb・c・d。
3. a、d、e
❌ 誤り。a・eが当たらない。正しくはb・c・d。
4. b、c、d
✅ 正しい(=正答)。3つともスパイロメトリーで測定できる。
5. c、d、e
❌ 誤り。eが当たらない。正しくはb・c・d。

【試験対策ポイント】

スパイロメトリーで項目
測れる1回換気量・予備吸気量・予備呼気量・最大吸気量・肺活量・FVC・FEV₁・1秒率
測れない(残気量を含む)残気量・機能的残気量・全肺気量
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