OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第72問

運動学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第72問(運動学)の正答は 1・5 です。股関節の筋を「どの運動の主動作筋か」で取り違えさせる問題である。

問題
基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 外旋 ――― 大殿筋 ✓
  2. 2. 伸展 ――― 腸腰筋
  3. 3. 内転 ――― 中殿筋
  4. 4. 屈曲 ――― 大腿二頭筋
  5. 5. 屈曲 ――― 大腿筋膜張筋 ✓

正答:1・5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 62.1%参考値

29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・5番 — 外旋 ――― 大殿筋・屈曲 ――― 大腿筋膜張筋

股関節の筋を「どの運動の主動作筋か」で取り違えさせる問題である。大殿筋は伸展と外旋、大腿筋膜張筋は屈曲・外転・内旋に働く。


【各選択肢の解説】

1. 外旋 ――― 大殿筋
✅ 正しい。大殿筋は股関節の伸展の主動作筋で、大腿骨の後外側(殿筋粗面)と腸脛靱帯に付くため外旋にも働く。
2. 伸展 ――― 腸腰筋
❌ 腸腰筋は股関節の屈曲の主動作筋である。正しくは、伸展に働くのは大殿筋・ハムストリングス。
3. 内転 ――― 中殿筋
❌ 中殿筋は股関節の外転の主動作筋である。正しくは、内転に働くのは大内転筋・長内転筋・短内転筋・薄筋・恥骨筋など。
4. 屈曲 ――― 大腿二頭筋
❌ 大腿二頭筋(長頭)は股関節の伸展と膝関節の屈曲に働く。正しくは、股関節の屈曲に働くのは腸腰筋・大腿直筋・縫工筋・大腿筋膜張筋など。
5. 屈曲 ――― 大腿筋膜張筋
✅ 正しい。大腿筋膜張筋は上前腸骨棘から起こり、股関節の前外側を通って腸脛靱帯に移るため、股関節の屈曲・外転・内旋に働く。

【試験対策ポイント】

筋股関節の作用
腸腰筋屈曲
大腿筋膜張筋屈曲・外転・内旋
大殿筋伸展・外旋
大腿二頭筋(長頭)伸展(膝は屈曲)
中殿筋外転

二関節筋のハムストリングスは「膝屈曲+股伸展」。股屈曲と取り違えない。

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