OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午前 第70問

運動学第56回午前

第56回 作業療法士国家試験 午前 第70問(運動学)は採点除外(全員に得点)の問題です。顔面・咀嚼に関わる筋の作用を問う問題。

問題
筋の作用で正しいのはどれか。
  1. 1. 内側翼突筋は両側が同時に作用すると下顎骨を前に突き出す。
  2. 2. 咬筋は片側だけが作用すると下顎骨を同側に移動させる。
  3. 3. オトガイ横筋は下唇を突き出し小さなくぼみを作る。
  4. 4. 大頬骨筋は口角を引き上げる。
  5. 5. 皺眉筋は眉毛を挙上する。

正答:

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 100%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 採点除外(全員正解の扱い)

顔面・咀嚼に関わる筋の作用を問う問題。各選択肢の記述そのものの正誤を整理する。


【各選択肢の解説】

1. 内側翼突筋は両側が同時に作用すると下顎骨を前に突き出す。
✅ 正しい。内側翼突筋は両側がはたらくと下顎を挙上(閉口)し、外側翼突筋とともに下顎の前方突出にもはたらく。ただし前方突出の主な筋は外側翼突筋である。
2. 咬筋は片側だけが作用すると下顎骨を同側に移動させる。
✅ 正しい。咬筋の主な作用は下顎の挙上(閉口)で、片側だけがはたらくと下顎を同側へ引く側方運動にも関わる。
3. オトガイ横筋は下唇を突き出し小さなくぼみを作る。
❌ 誤り。正しくは、下唇を突き出しオトガイの皮膚にしわ・くぼみを作るのはオトガイ筋である。オトガイ横筋はオトガイの下を左右に横切る小さな筋束で、口角下制筋の一部とみなされる。
4. 大頬骨筋は口角を引き上げる。
✅ 正しい。大頬骨筋は頬骨から口角に付き、口角を外上方へ引き上げて笑顔の表情をつくる。顔面神経支配である。
5. 皺眉筋は眉毛を挙上する。
❌ 誤り。正しくは、皺眉筋は眉毛を内下方へ引き寄せ、眉間に縦じわを作る。眉毛を挙上するのは前頭筋である。

【試験対策ポイント】

筋主な作用
咬筋・側頭筋下顎の挙上(閉口)
内側翼突筋下顎の挙上(閉口)
外側翼突筋下顎の前方突出(両側)・開口
大頬骨筋口角を外上方へ
オトガイ筋下唇の突出・オトガイのしわ
皺眉筋眉を内下方へ(眉間の縦じわ)
前頭筋眉の挙上(額の横じわ)
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