OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午前 第51問

解剖学第58回午前

第58回 作業療法士国家試験 午前 第51問(解剖学)の正答は 4 です。外来筋は前腕(一部は上腕)から起こり、腱が手に至って停止する筋、内在筋は起始・停止とも手の中にある筋である。

問題
手の外来筋はどれか。
  1. 1. 短母指外転筋
  2. 2. 短小指屈筋
  3. 3. 短母指屈筋
  4. 4. 短母指伸筋 ✓
  5. 5. 短掌筋

正答:4番

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初回正答率 46%難問

50人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 短母指伸筋

外来筋は前腕(一部は上腕)から起こり、腱が手に至って停止する筋、内在筋は起始・停止とも手の中にある筋である。名前に「短」がついても、短母指伸筋は前腕から起こるため外来筋である。


【各選択肢の解説】

1. 短母指外転筋
❌ 誤り。前腕ではなく手の中から起こる。正しくは、屈筋支帯・舟状骨・大菱形骨から起こり母指基節骨に停止する内在筋(母指球筋)である。
2. 短小指屈筋
❌ 誤り。前腕ではなく手の中から起こる。正しくは、有鉤骨鉤・屈筋支帯から起こり小指基節骨に停止する内在筋(小指球筋)である。
3. 短母指屈筋
❌ 誤り。前腕ではなく手の中から起こる。正しくは、屈筋支帯・大菱形骨などから起こり母指基節骨に停止する内在筋(母指球筋)である。
4. 短母指伸筋(=正答)
✅ 正しい。橈骨の後面と前腕骨間膜から起こり、腱が手関節の背側を通って母指基節骨底の背側に停止する。起始が前腕にあるため外来筋である。
5. 短掌筋
❌ 誤り。前腕ではなく手の中にある筋である。正しくは、手掌腱膜の尺側縁から起こり小指球の皮膚に停止する、手の内在筋(皮筋)である。

【試験対策ポイント】

  • 外来筋(前腕から起こる):長母指外転筋・短母指伸筋・長母指伸筋・長母指屈筋・示指伸筋・総指伸筋・浅指屈筋・深指屈筋など
  • 内在筋(手の中):母指球筋(短母指外転筋・短母指屈筋・母指対立筋・母指内転筋)・小指球筋・虫様筋・骨間筋・短掌筋
  • 「短」がつく母指の筋でも、短母指伸筋だけは外来筋
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