「廃用症候群について正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・2問)
理学療法士国家試験では「廃用症候群について正しいのはどれか」という問い方が、第54回〜第56回のあいだに2回出題されています(「廃用症候群で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第56回 午後第46問3. 起立性低血圧がみられる。
- 第54回 午前第49問2. 二次性サルコペニアを認める。
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第56回 午後第46問(人間発達学)
廃用症候群について正しいのはどれか。
- 1. 小児ではみられない。
- 2. フレイルと同義である。
- 3. 起立性低血圧がみられる。 ✓
- 4. 一次性サルコペニアの原因である。
- 5. 加齢とともに症状の進行が遅くなる。
正答:3
PTカコモン利用者の初回正答率 64.3%(14人・参考値)
廃用症候群は長期臥床・不活動により生じる二次的障害の総称で、自律神経調節の低下から立位で血圧が保てない起立性低血圧が代表的な症状である。
第54回 午前第49問(リハビリテーション医学)
廃用症候群で正しいのはどれか。
- 1. 加齢による影響は少ない。
- 2. 二次性サルコペニアを認める。 ✓
- 3. 筋萎縮は上肢に強くみられる。
- 4. 進行しても摂食嚥下機能は保たれる。
- 5. 高齢者では高アルブミン血症を認める。
正答:2
PTカコモン利用者の初回正答率 50%(12人・参考値)
廃用症候群では不活動・安静臥床による筋量減少が生じ、これは活動不足を原因とする二次性サルコペニアに該当する。
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