「手の運動について正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・2問)
理学療法士国家試験では「手の運動について正しいのはどれか」という問い方が、第44回〜第59回のあいだに2回出題されています(「手の運動で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第59回 午前第71問1. 橈骨手根関節の運動軸は2つである。
- 第44回 午後第40問1. 短母指外転筋は母指の対立に関与する。
4. 指伸筋はMP関節を伸展する。
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第59回 午前第71問(運動学)
手の運動で正しいのはどれか。
- 1. 橈骨手根関節の運動軸は2つである。 ✓
- 2. PIP関節の側副靱帯は伸展位で弛緩する。
- 3. 手関節背屈には長母指外転筋が作用する。
- 4. 手関節橈屈の可動域は前腕回外位より回内位で大きい。
- 5. 対立運動における横アーチの変化には第2CM関節が関与する。
正答:1
PTカコモン利用者の初回正答率 65.2%(23人・参考値)
橈骨手根関節(手関節)は楕円関節であり、矢状面での屈伸運動と前額面での橈屈・尺屈運動の2つの運動軸を持ちます。
第44回 午後第40問(運動学)
手の運動について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 短母指外転筋は母指の対立に関与する。 ✓
- 2. 虫様筋は母指の内転に関与する。
- 3. 第一背側骨間筋は横つまみに関与しない。
- 4. 指伸筋はMP関節を伸展する。 ✓
- 5. 掌側骨間筋はPIP関節を屈曲する。
正答:1・4
短母指外転筋は母指球筋(正中神経支配)の一つで、母指を掌側外転させながら対立運動の初期成分を担います。
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