「手について正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・2問)
理学療法士国家試験では「手について正しいのはどれか」という問い方が、第45回〜第51回のあいだに2回出題されています(「手で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第51回 午前第71問1. 側副靱帯はMP関節屈曲で緊張する。
- 第45回 午後第71問4. 母指のCM関節は2度の運動自由度をもつ。
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第51回 午前第71問(解剖学)
手について正しいのはどれか。
- 1. 側副靱帯はMP関節屈曲で緊張する。 ✓
- 2. 母指のCM関節は3度の自由度をもつ。
- 3. 手のアーチ構造は横アーチのみからなる。
- 4. 手掌の皮膚は手背の皮膚に比べ伸展性に富む。
- 5. 鉤形握りは母指と他の指の対立運動により可能となる。
正答:1
PTカコモン利用者の初回正答率 21.4%(14人・参考値)
MP関節の側副靱帯は、中手骨頭が幅広いカム形状のため、屈曲位で緊張し(側方が安定)、伸展位で弛緩します。
第45回 午後第71問(運動学)
手で正しいのはどれか。
- 1. MP関節は1度の運動自由度をもつ。
- 2. MP関節屈曲の主動筋は浅指屈筋である。
- 3. PIP関節屈曲の主動筋は深指屈筋である。
- 4. 母指のCM関節は2度の運動自由度をもつ。 ✓
- 5. 手関節を背屈すると手指の伸展がしやすくなる。
正答:4
母指の手根中手(CM)関節は大菱形骨と第1中手骨からなる典型的な鞍関節で、屈曲‐伸展と外転‐内転の2自由度をもちます。
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