「リハビリテーション概論」は分類上は基礎医学(臨床医学)で、リハビリテーションの理念・とらえ方・仕組みを問う科目です。ST国試での出題は多くありませんが、数年に1問のペースで安定して出題され、問われるのは①リハの理念(全人間的復権・ノーマライゼーション・ADL/QOL) ②障害のとらえ方(ICF・ICIDH) ③リハの4分野・地域リハ・チーム連携という定番テーマに集約されます。出題形式は「関連しないのはどれか」「誤っている組合せはどれか」「構成要素でないのはどれか」が中心で、正しい枠組みを丸ごと覚えて、混ぜられた誤りを1つ抜き出すのがコツです。STにとっても他人事ではありません。ST自身がリハビリテーションチームの一員であり、ICF・障害概念はリハビリテーション医学・言語聴覚障害総論・医学総論、地域リハ・介護保険は社会福祉、職種の役割分担・業務範囲は関係法規・医学総論、コミュニケーション・摂食嚥下のリハは嚥下障害・高次脳機能障害とつながります。「言葉の定義」を正確に覚えることで、この科目は落とさなくなります。