「医学総論」は分類上は基礎医学で、医療者として共通に身につけるべき倫理・安全・制度・予防のルールを問う科目です。ST国試では毎回1〜2問出題され、①医療倫理・インフォームド・コンセント ②医療安全・医療制度 ③感染対策・院内感染 ④予防医学・疫学統計の4本柱で構成されます。範囲は狭くありませんが、覚えることは決まった用語と定義の対応づけ——医の4原則・IC・ヘルシンキ/リスボン宣言・標準予防策・予防の3段階が繰り返し問われます。STにとっても他人事ではありません。IC(自己決定の尊重)とICF(生活機能)の理念は言語聴覚障害総論・リハビリテーション医学の土台、感染対策・誤嚥のリスク管理は嚥下障害・呼吸系、統計・エビデンスは心理測定法とつながります。「暗記」ではなく「用語どうしの一対一対応」で束ねると、この科目は落とさなくなります。