第1章|ICF・障害概念(リハビリテーション総論)

対応過去問 18問/難易度 ★★★☆☆
📝 このノートはAI編集部が過去問から作成した学習用まとめです。基礎医学領域は専門監修前のため、診断基準・数値・薬剤などの細部は必ず成書・最新ガイドラインで確認してください。
この章のねらい:リハ医学で最も出るのがICF(国際生活機能分類)です。ICFは「病気そのもの」ではなく「生活・人生がどう営めているか」をみる枠組みで、失語症や構音障害を「話せない(機能障害)」で終わらせず「会話ができない(活動)」「仕事・地域に戻れない(参加)」までとらえる、ST臨床の骨格です。言語聴覚障害総論のリハ観と一体で押さえましょう。この章では①リハとICFのとらえ方 ②ICFの構成要素 ③症状のICF分類 ④リハの適応・中止 ⑤障害像とリハ手段の対応を整理します。

1-1 リハビリテーションとは・障害のとらえ方(総論)

リハビリテーションの目的は臓器や機能の「正常化」ではなく、障害があっても人らしく生活・人生を再建すること(全人間的復権)です。機能回復・ADL・QOL・自立生活はこれに関連しますが、安楽死は無関係です。

WHOの健康・関連概念(20-1):WHOは健康を「身体的・精神的ならびに社会的に完全に良好な状態」と定義する。QOLは身体機能だけで評価しないICFは環境因子を考慮するノーマライゼーションは「機能の正常化」ではなく、障害があっても地域で普通に暮らせる社会をつくる考え方/リハの目的は臓器の正常化ではない。
理念の誤った組合せに注意(19-1):「ノーマライゼーション―コロニー(隔離施設)での生活」「ユニバーサルデザイン―障害者用に限定」は誤り。ノーマライゼーションは地域での普通の暮らし、ユニバーサルデザインは障害の有無にかかわらず誰もが使える設計。正しい組合せは「緩和ケア―尊厳の重視」「インフォームドコンセント―自己決定権の尊重」「ICF―肯定的側面を包括」。
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この章の続きで扱う内容
  • 1-2 ICF(国際生活機能分類)の構成要素
  • 1-3 症状・生活行為のICF分類(機能障害・活動・参加)
  • 1-4 リハビリテーションの適応・中止・基本原則
  • 1-5 障害像とリハビリテーション手段の対応