MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問

電気工学第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問(電気工学)の正答は 1 です。センサを「抵抗が変わる型」と「起電力(電圧・電荷)を生じる型」に分ける問題。

問題
抵抗変化を利用する素子はどれか。 a.サーミスタ b.CdS c.ホール素子 d.熱電対 e.圧電素子
  1. 1. a、b ✓
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 70%参考値

10人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番(a・b)

センサを「抵抗が変わる型」と「起電力(電圧・電荷)を生じる型」に分ける問題。抵抗が変わるのはサーミスタ(温度)とCdS(光)である。


【各選択肢の解説】

a.サーミスタ
✅ 正しい。金属酸化物の半導体で、温度によって電気抵抗が大きく変わる(NTC型は温度上昇で抵抗が下がる)。

b.CdS
✅ 正しい。硫化カドミウムの光導電セルで、光が当たるとキャリアが増えて抵抗が下がる。

c.ホール素子
❌ 誤り。抵抗変化を使う素子ではない。正しくは、電流を流した半導体に磁界をかけると電流と磁界の両方に直交する向きにホール電圧(起電力)が生じる現象を使う磁気センサである。

d.熱電対
❌ 誤り。抵抗変化を使う素子ではない。正しくは、2種類の金属の接点間の温度差で熱起電力が生じるゼーベック効果を使う温度センサである。

e.圧電素子
❌ 誤り。抵抗変化を使う素子ではない。正しくは、力(ひずみ)を加えると電荷(電圧)が生じる圧電効果を使う素子で、超音波探触子や圧力センサに使われる。

1. a、b
✅ 正しい。a・bはいずれも設問に当てはまる(=正答)。
2. a、e
❌ 誤り。eの圧電素子は力で電荷を生じる素子。正しくはa・bの組合せ。
3. b、c
❌ 誤り。cのホール素子は磁界で起電力を生じる素子。正しくはa・bの組合せ。
4. c、d
❌ 誤り。cのホール素子は磁界で起電力を生じる素子。dの熱電対は温度差で起電力を生じる素子。正しくはa・bの組合せ。
5. d、e
❌ 誤り。dの熱電対は温度差で起電力を生じる素子。eの圧電素子は力で電荷を生じる素子。正しくはa・bの組合せ。

【試験対策ポイント】

変換のしかた素子(測る量)
抵抗が変わるサーミスタ(温度)・白金測温抵抗体(温度)・CdS(光)・ひずみゲージ(ひずみ)
起電力・電荷を生じる熱電対(温度差)・ホール素子(磁界)・圧電素子(力)・太陽電池(光)
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