MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第90問

医用材料第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第90問(医用材料)の正答は 3 です。シリコーンは、ケイ素(Si)と酸素(O)が交互につながったシロキサン結合(Si-O)を主鎖とし、ケイ素にメチル基などの有機基が付いた高分子である(代表はポリジメチルシロキサン)。

問題
シリコーン(silicone)について正しいのはどれか。
  1. 1. 親水性である。
  2. 2. セラミックスである。
  3. 3. Si-O 結合からなる。 ✓
  4. 4. 透析膜に使われる。
  5. 5. 可塑性である。

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 87.5%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — Si-O 結合からなる。

シリコーンは、ケイ素(Si)と酸素(O)が交互につながったシロキサン結合(Si-O)を主鎖とし、ケイ素にメチル基などの有機基が付いた高分子である(代表はポリジメチルシロキサン)。


【各選択肢の解説】

1. 親水性である。
❌ 誤り。正しくは表面にメチル基が並ぶため疎水性(撥水性)である。
2. セラミックスである。
❌ 誤り。正しくは有機基をもつ合成高分子である。セラミックスはアルミナ・ジルコニア・ハイドロキシアパタイトなどの無機の焼結材料を指す。
3. Si-O 結合からなる。
✅ 正しい(=正答)。Si-O結合は結合エネルギーが大きく、耐熱性・化学的安定性のもとになる。
4. 透析膜に使われる。
❌ 誤り。正しくは透析膜にはセルロース系(セルローストリアセテートなど)やポリスルホン・ポリエーテルスルホン・PMMAなどが使われる。シリコーンはガス透過性が高く、膜型人工肺の膜に使われた。
5. 可塑性である。
❌ 誤り。正しくはシリコーンゴムは力を除くと元の形に戻る弾性(ゴム弾性)を示すエラストマーで、変形が残る可塑性ではない。

【試験対策ポイント】

シリコーン=Si-O主鎖・疎水性・弾性(エラストマー)・ガス透過性が高い・耐熱性。用途=カテーテル、チューブ、シャント、膜型人工肺の膜など。

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