OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午後 第73問

運動学第54回午後

第54回 作業療法士国家試験 午後 第73問(運動学)は採点除外(全員に得点)の問題です。体幹の「伸展」と「回旋の向き」を筋ごとに照らす問題。

問題
体幹の伸展かつ右回旋に作用する筋はどれか。
  1. 1. 右最長筋
  2. 2. 右多裂筋
  3. 3. 右半棘筋
  4. 4. 右腰方形筋
  5. 5. 右内腹斜筋

正答:

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 100%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 採点除外(全員正解の扱い)

体幹の「伸展」と「回旋の向き」を筋ごとに照らす問題。各選択肢の記述そのものの正誤を整理する。背中の深い筋のうち、多裂筋・半棘筋のように斜めに走る筋は片側だけがはたらくと反対側へ回旋させ、腹斜筋のうち内腹斜筋は同じ側へ回旋させる。


【各選択肢の解説】

1. 右最長筋
✅ 正しいとも読める。最長筋(脊柱起立筋の一部)は両側で体幹の伸展、片側で同じ側への側屈にはたらく。片側の収縮で同じ側への回旋にもはたらくと記載する教科書があり、それに従えば右最長筋は伸展かつ右回旋となる。一方で、回旋の作用は小さく主な作用に挙げない教科書もあり、記載が分かれる。
2. 右多裂筋
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、多裂筋は下の椎骨の横突起側から上の棘突起へ斜めに走るため、右多裂筋は体幹を伸展させながら左へ回旋させる。
3. 右半棘筋
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、半棘筋も横突起から上の棘突起へ走るため、右半棘筋は伸展させながら左へ回旋させる。
4. 右腰方形筋
❌ 誤り。正しくは、右腰方形筋の主な作用は体幹の右側屈(骨盤を右で引き上げる)で、両側では腰椎の伸展を助ける。回旋にはほとんどはたらかない。
5. 右内腹斜筋
❌ 誤り。回旋の向きは合うが、伸展ではない。正しくは、右内腹斜筋は体幹を屈曲させながら右へ回旋させる。

【試験対策ポイント】

筋(片側)屈曲・伸展回旋の向き
多裂筋・半棘筋伸展反対側
最長筋伸展同側とする記載と、ほぼないとする記載がある・同側へ側屈
腰方形筋伸展を補助(ほぼない)・同側へ側屈
内腹斜筋屈曲同側
外腹斜筋屈曲反対側

体幹の右回旋は、右内腹斜筋と左外腹斜筋の組み合わせで起こる。

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