「平衡聴覚器で正しいのはどれか」の過去問まとめ(作業療法士国家試験・6問)
作業療法士国家試験では「平衡聴覚器で正しいのはどれか」という問い方が、第51回〜第61回のあいだに6回出題されています(「平衡聴覚器について正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第61回 午後第59問4. 半規管は頭部の回転運動を感知する。
- 第60回 午後第55問1. 蝸牛は内耳にある。
- 第59回 午後第59問3. 半規管は角加速度を知覚する。
- 第58回 午後第58問3. 耳管は上咽頭につながる。
- 第56回 午前第64問4. 三半規管の受容器は膨大部稜にある。
- 第51回 午前第59問1. 半規管は頭部の回転運動を感知する。
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第61回 午後第59問(解剖学)
平衡聴覚器で正しいのはどれか。
- 1. 蝸牛管には耳石が存在する。
- 2. 半規管にはコルチ器が存在する。
- 3. 半規管は蝸牛神経の支配を受ける。
- 4. 半規管は頭部の回転運動を感知する。 ✓
- 5. 蝸牛管は内リンパの流れが受容器の刺激となる。
正答:4
半規管は3つの輪状の管(前・後・外側)からなり、内リンパの慣性による流動を感知して頭部の回転加速度(角加速度)を検出する。
第60回 午後第55問(解剖学)
平衡聴覚器で正しいのはどれか。
- 1. 蝸牛は内耳にある。 ✓
- 2. 内リンパと外リンパは交通している。
- 3. 耳管により内耳と咽頭は交通している。
- 4. 骨半規管は2つの半規管で構成される。
- 5. 鼓膜に付着している耳小骨はキヌタ骨である。
正答:1
平衡聴覚器(耳)の解剖を問う問題です。
第59回 午後第59問(解剖学)
平衡聴覚器で正しいのはどれか。
- 1. 耳石器は鼓室にある。
- 2. 蝸牛神経は耳管を通る。
- 3. 半規管は角加速度を知覚する。 ✓
- 4. アブミ骨筋は前庭神経に支配される。
- 5. 内耳道は内リンパ液で満たされている。
正答:3
半規管の内部リンパの流れを感知するクプラが角加速度(回転加速度)を知覚する。
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第58回 午後第58問(解剖学)
平衡聴覚器で正しいのはどれか。
- 1. 蝸牛は鼓室にある。
- 2. 鼓膜にはアブミ骨が接している。
- 3. 耳管は上咽頭につながる。 ✓
- 4. 耳小骨は外リンパ液に覆われている。
- 5. 半規管膨大部にコルチ器がある。
正答:3
耳管(Eustachian tube)は中耳(鼓室)と上咽頭(鼻咽腔)をつなぐ管で、中耳腔の換気・気圧調整に関与する。
第56回 午前第64問(生理学)
平衡聴覚器について正しいのはどれか。
- 1. 三半規管は重力に反応する。
- 2. 球形嚢斑に聴覚受容器がある。
- 3. 卵形嚢は角加速度に反応する。
- 4. 三半規管の受容器は膨大部稜にある。 ✓
- 5. 三半規管のクプラは耳石膜で覆われている。
正答:4
三半規管は角加速度(回転加速度)を感知する器官であり、その感覚受容器(有毛細胞)は膨大部稜(クリスタ・アンプラリス)に存在する。
第51回 午前第59問(解剖学)
平衡聴覚器について正しいのはどれか。
- 1. 半規管は頭部の回転運動を感知する。 ✓
- 2. 半規管は蝸牛神経の支配を受ける。
- 3. 半規管にはコルチ器が存在する。
- 4. 蝸牛管は内リンパの流れが受容器の刺激となる。
- 5. 蝸牛管には耳石が存在する。
正答:1
半規管は角加速度(回転運動)を感知する感覚器で、3つの半規管がそれぞれ異なる平面の回転を検出する。
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