「多発性硬化症について正しいのはどれか」の過去問まとめ(作業療法士国家試験・7問)
作業療法士国家試験では「多発性硬化症について正しいのはどれか」という問い方が、第50回〜第61回のあいだに7回出題されています(「多発性硬化症で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第61回 午前第37問1. 女性に多い。
- 第60回 午後第86問5. MRI検査が診断に有用である。
- 第57回 午後第34問2. 脱髄病変がみられる。
5. 視力低下が出現する頻度が高い。 - 第56回 午後第89問1. 女性に多い。
- 第52回 午前第90問2. 再発と寛解を繰り返す。
- 第51回 午後第24問3. 脱髄病変がみられる。
4. 視力低下が出現する頻度が高い。 - 第50回 午前第28問5. Uhthoff徴候が認められる。
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第61回 午前第37問(臨床医学)
多発性硬化症で正しいのはどれか。
- 1. 女性に多い。 ✓
- 2. 高体温で症状が改善する。
- 3. 低緯度地域で有病率が高い。
- 4. Phalenテストが陽性となる。
- 5. 免疫不全状態で発症しやすい。
正答:1
多発性硬化症(MS)は自己免疫性脱髄疾患であり、女性に約2〜3倍多く発症する。
第60回 午後第86問(臨床医学)
多発性硬化症で正しいのはどれか。
- 1. 男性に多い。
- 2. 遺伝性の疾患である。
- 3. 温熱療法が効果的である。
- 4. 末梢神経の脱髄疾患である。
- 5. MRI検査が診断に有用である。 ✓
正答:5
多発性硬化症(MS)に関する問題です。
第57回 午後第34問(臨床医学)
多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 男性に多い。
- 2. 脱髄病変がみられる。 ✓
- 3. 発症は70代以上に多い。
- 4. 神経症状の進行は稀である。
- 5. 視力低下が出現する頻度が高い。 ✓
正答:2・5
多発性硬化症(MS)では中枢神経系の髄鞘が脱落する脱髄病変が特徴的であり、視神経が高頻度に侵されるため視力低下(視神経炎)が早期から出現します。
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第56回 午後第89問(地域作業療法学)
多発性硬化症について正しいのはどれか。
- 1. 女性に多い。 ✓
- 2. 高体温で症状が改善する。
- 3. 低緯度地域で有病率が高い。
- 4. Phalenテストが陽性となる。
- 5. 免疫不全状態で発症しやすい。
正答:1
多発性硬化症(MS)は自己免疫性脱髄疾患であり、女性に2〜3倍多い。
第52回 午前第90問(臨床医学)
多発性硬化症について正しいのはどれか。
- 1. 女性よりも男性に多い。
- 2. 再発と寛解を繰り返す。 ✓
- 3. 発症は50歳以上が多い。
- 4. 後遺障害を残すことは稀である。
- 5. 白色人種に比べて黄色人種に多い。
正答:2
多発性硬化症(MS)の病型のうち、最も多い再発寛解型(RRMS)は再発と寛解を繰り返すことが特徴であり、これが正しい記述。
第51回 午後第24問(臨床医学)
多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 男性に多い。
- 2. 発症は50代に多い。
- 3. 脱髄病変がみられる。 ✓
- 4. 視力低下が出現する頻度が高い。 ✓
- 5. 運動負荷に制限を設ける必要はない。
正答:3・4
多発性硬化症(MS)は中枢神経系の脱髄疾患であり、視神経炎(視力低下)の頻度が高い。
第50回 午前第28問(臨床医学)
多発性硬化症で正しいのはどれか。
- 1. 男性に多い。
- 2. 再発は少ない。
- 3. 灰白質が病変となる。
- 4. 60歳前後の発症が多い。
- 5. Uhthoff徴候が認められる。 ✓
正答:5
多発性硬化症(MS)の特徴的な症状の一つがUhthoff徴候(体温上昇・運動・入浴等で症状が一時的に悪化する現象)。
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