「Alzheimer型認知症について正しいのはどれか」の過去問まとめ(作業療法士国家試験・2問)
作業療法士国家試験では「Alzheimer型認知症について正しいのはどれか」という問い方が、第55回〜第57回のあいだに2回出題されています(「Alzheimer型認知症で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第57回 午後第31問4. 人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。
- 第55回 午後第49問3. 認知症症状は老人斑の形成より遅れて出現する。
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第57回 午後第31問(老年期作業療法)
Alzheimer型認知症について正しいのはどれか。
- 1. 男性に多い。
- 2. 階段状に増悪する。
- 3. 意味記憶の障害で発症することが多い。
- 4. 人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。 ✓
- 5. 軽度認知障害の約80%はAlzheimer型認知症に移行する。
正答:4
Alzheimer型認知症では見当識障害が生じますが、その進行順序は時間→場所→人物の順に障害されやすく、時間の見当識が最も早期に障害されます。
第55回 午後第49問(臨床医学)
Alzheimer型認知症で正しいのはどれか。
- 1. まだら認知症の特徴を示す。
- 2. 症状の経過は階段状の増悪を示す。
- 3. 認知症症状は老人斑の形成より遅れて出現する。 ✓
- 4. 神経原線維変化はタウ蛋白の細胞外沈着により起こる。
- 5. 現在では認知症治療薬を使用することで根本的治療も望める。
正答:3
アルツハイマー型認知症では老人斑(アミロイドβの細胞外沈着)が認知症症状の出現より数十年前から始まるとされており、認知症症状は老人斑形成に遅れて出現する。
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