「FIMの評定で正しいのはどれか」の過去問まとめ(作業療法士国家試験・2問)
作業療法士国家試験では「FIMの評定で正しいのはどれか」という問い方が、第50回〜第58回のあいだに2回出題されています。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第58回 午前第29問1. 食事5点:万能カフの装着を手伝ってもらい食事ができる。
- 第50回 午前第26問1. 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。
5. 更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。
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第58回 午前第29問(作業療法評価学)
FIMの評定で正しいのはどれか。
- 1. 食事5点:万能カフの装着を手伝ってもらい食事ができる。 ✓
- 2. 整容4点:洗顔時にタオルを持ってきてもらう。
- 3. 更衣(下半身)4点:介助者が下着やズボンを膝まで通すと残りは自分で行う。
- 4. トイレ動作6点:介助者に拭く紙を用意してもらう。
- 5. 記憶4点:自らメモを使用して生活できている。
正答:1
FIMの食事項目において、万能カフなどの自助具の装着に介助が必要でも、食事行為そのものを自立で行える場合は「修正自立(6点)」だが、装着を手伝ってもらうことは「監視・準備介助(5点)」に該当する。
第50回 午前第26問(リハビリテーション医学)
FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。 ✓
- 2. 食事6点:ホルダー付きスプーンを介助者に装着してもらい、食事動作は自立している。
- 3. 記憶5点:メモリーノートを用いて自立し、問題を生じていない。
- 4. トイレ動作4点:服を上げるのが不十分で介助者の口頭指示を必要とする。
- 5. 更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。 ✓
正答:1・5
FIMの採点基準は0〜7点の7段階で、7点が完全自立・1点が全介助。
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