PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第47回 理学療法士国家試験 午前 第61問

生理学第47回午前

第47回 理学療法士国家試験 午前 第61問(生理学)の正答は 3 です。DNAを構成する塩基はアデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)の4種類です。

問題
DNAに含まれないのはどれか。
  1. 1. チミン
  2. 2. グアニン
  3. 3. ウラシル
  4. 4. シトシン
  5. 5. アデニン

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — ウラシル

DNAを構成する塩基はアデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)の4種類です。ウラシル(U)はRNAに特有の塩基で、RNAではチミンの代わりにウラシルが使われます。


【各選択肢の解説】

1. チミン
❌ DNAに含まれる。ピリミジン塩基で、アデニンと2本の水素結合で対をなす。
2. グアニン
❌ DNAに含まれる。プリン塩基で、シトシンと3本の水素結合で対をなす。
3. ウラシル
✅ DNAには含まれない。RNAだけがもつピリミジン塩基で、DNAのチミンに相当する。
4. シトシン
❌ DNAに含まれる。ピリミジン塩基で、グアニンと対をなす。
5. アデニン
❌ DNAに含まれる。プリン塩基で、チミン(RNAではウラシル)と対をなす。

【試験対策ポイント】

DNAとRNAの違いを3点で整理する。①塩基:DNAはA・G・C・T/RNAはA・G・C・U。②:DNAはデオキシリボース/RNAはリボース。③構造:DNAは二重らせん(2本鎖)/RNAは一般に1本鎖。塩基の分類は、プリン塩基=アデニン・グアニン(2つの環)ピリミジン塩基=シトシン・チミン・ウラシル(1つの環)で、プリン体の代謝産物が尿酸となり痛風の原因になる点とつながる。遺伝情報の流れ(セントラルドグマ)は DNA →〔転写〕→ mRNA →〔翻訳〕→ タンパク質 で、リボソームでtRNAが対応するアミノ酸を運んでくる。

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