第48回 理学療法士国家試験 午前 第82問
リハビリテーション医学第48回午前
第48回 理学療法士国家試験 午前 第82問(リハビリテーション医学)の正答は 1・2 です。ICF(国際生活機能分類)の「活動」とは、課題や行為の個人による遂行のことで、生活場面で行う具体的な動作・行為を指します。
問題
国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。2つ選べ。
- 1. 入浴 ✓
- 2. 移乗 ✓
- 3. 嚥下
- 4. 呼吸機能
- 5. 関節可動域
正答:1・2番
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解説
■ 正答:1・2番 — 入浴/移乗
ICF(国際生活機能分類)の「活動」とは、課題や行為の個人による遂行のことで、生活場面で行う具体的な動作・行為を指します。入浴はセルフケア(ADL)、移乗は姿勢の変換と移動に該当し、いずれも「活動」に分類されます。一方、嚥下・呼吸機能・関節可動域は身体の生理的機能や構造の状態であり、「心身機能・身体構造」に分類されます。
【各選択肢の解説】
1. 入浴
✅ 正しい。ICFの活動と参加の章立てでは「セルフケア(d5)」に含まれる行為で、「活動」にあたります。
✅ 正しい。ICFの活動と参加の章立てでは「セルフケア(d5)」に含まれる行為で、「活動」にあたります。
2. 移乗
✅ 正しい。「運動・移動(d4)」に含まれ、姿勢の変換・乗り移りとして「活動」にあたります。
✅ 正しい。「運動・移動(d4)」に含まれ、姿勢の変換・乗り移りとして「活動」にあたります。
3. 嚥下
❌ 誤り。嚥下は消化器系の機能(摂食機能・嚥下機能)であり、「心身機能」に分類されます。食事という行為であれば「活動」です。
❌ 誤り。嚥下は消化器系の機能(摂食機能・嚥下機能)であり、「心身機能」に分類されます。食事という行為であれば「活動」です。
4. 呼吸機能
❌ 誤り。呼吸器系の生理的機能そのもので、「心身機能」に分類されます。
❌ 誤り。呼吸器系の生理的機能そのもので、「心身機能」に分類されます。
5. 関節可動域
❌ 誤り。関節の可動性という身体機能であり、「心身機能」に分類されます。
❌ 誤り。関節の可動性という身体機能であり、「心身機能」に分類されます。
【試験対策ポイント】
ICFは心身機能・身体構造/活動/参加の3つの生活機能に、環境因子・個人因子の背景因子が相互に影響し合うモデルです(一方向でなく双方向の矢印)。
見分け方のコツは「〜の機能・可動域・筋力・構造→心身機能」「〜する(歩く・食べる・着る・移る)→活動」「社会的な役割・立場(仕事・地域行事・家庭内役割)→参加」。
・心身機能の例:筋力、関節可動域、嚥下機能、呼吸機能、記憶機能、平衡機能
・活動の例:歩行、入浴、更衣、移乗、調理、書字
・参加の例:就労、就学、地域活動への参加、家庭内での役割遂行
・環境因子の例:手すり、車椅子、介助者、制度、周囲の態度
「嚥下」を活動と誤答する受験生が非常に多い点に注意してください。
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