PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午後 第28問

人間発達学第55回午後

第55回 理学療法士国家試験 午後 第28問(人間発達学)は採点除外(全員に得点)の問題です。JDDST-Rは、各項目を通過する児の割合(25・50・75・90%)を月齢の帯で示す検査である。

問題
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〈JDDST-R〉で8か月児が通過率75%以上で可能なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 寝返り
  2. 2. 1人で座る
  3. 3. 5秒以上座れる
  4. 4. つかまって立ち上がる
  5. 5. 5秒以上つかまり立ちできる

正答:

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 100%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 採点除外(全員正解の扱い)

JDDST-Rは、各項目を通過する児の割合(25・50・75・90%)を月齢の帯で示す検査である。8か月は座位が安定し、つかまり立ちの獲得が進む時期にあたる。各選択肢は、粗大運動の獲得の順序のどこにあるかで見る。


【各選択肢の解説】

1. 寝返り
✅ 正しい。寝返りは首のすわりの後、座位の保持より前に獲得される運動で、8か月では大半の児がすでに獲得している。
2. 1人で座る
❌ 誤り。選択肢3(座位を保つ)と別の項目として挙がっているので、ここでは臥位などから自分で座位になる動作と読む。正しくは、自分で座位になる動作は座位を保つことより後に獲得される動作である。8か月前後に獲得が進む動作で、8か月で75%に届くとみるかは文献により扱いが分かれる。
3. 5秒以上座れる
✅ 正しい。支えなしで短時間座っていられることで、寝返りの後に獲得される。座位の保持はつかまり立ちより前の段階で、8か月では多くの児が獲得している。
4. つかまって立ち上がる
❌ 誤り。床や座位から物につかまって自分で立位になる動作である。正しくは、つかまった立位を保つこと(選択肢5)より後に獲得される動作で、8か月は獲得が進む途中の時期にあたる。
5. 5秒以上つかまり立ちできる
✅ 正しい。物につかまって立った姿勢を保つ動作で、座位の保持の後、つかまって立ち上がるより前に獲得される。8か月前後に獲得が進む項目で、8か月で75%に届くとみるかは文献により扱いが分かれる。

【試験対策ポイント】

  • 粗大運動のおおよその順序:首のすわり→寝返り→座位の保持→つかまり立ち(保持)→つかまって立ち上がる→つたい歩き→ひとり歩き
  • 「その姿勢を保てる」と「自分でその姿勢になる」は別の項目で、自分でなるほうが遅い
  • デンバー式は「何か月でできるか」を1点でなく通過率の帯で示す。設問が何%の通過率を問うかを必ず読む
📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「人間発達学」第3章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 全36冊・全129章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第55回 全問一覧

▶ 人間発達学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)