PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第44回 理学療法士国家試験 午後 第69問

人間発達学第44回午後

第44回 理学療法士国家試験 午後 第69問(人間発達学)の正答は 5 です。改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(DDST)では、各項目のバーが25%・50%・75%・90%通過月齢を示します。

問題
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(DDST)で、通過率75〜90 % の期間がほぼ11〜12か月なのはどれか。
  1. 1. ボールを蹴る。
  2. 2. 支えなしに座る。
  3. 3. 検者とボール遊び。
  4. 4. パパ、ママ以外に3語言う。
  5. 5. 両手の積み木を打ち合わせる。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 両手の積み木を打ち合わせる。

改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(DDST)では、各項目のバーが25%・50%・75%・90%通過月齢を示します。「両手の積み木を打ち合わせる」(微細運動-適応)は50%通過が9か月前後で、75%〜90%通過がおよそ11〜12か月にあたります。


【各選択肢の解説】

1. ボールを蹴る。
❌ 誤り。粗大運動の項目で、通過は1歳半〜2歳ごろです。11〜12か月では早すぎます。
2. 支えなしに座る。
❌ 誤り。生後6〜8か月ごろに大半が通過する項目で、11〜12か月では遅すぎます。
3. 検者とボール遊び。
❌ 誤り。個人-社会の項目で、通過帯は本項目よりも後方にずれます。
4. パパ、ママ以外に3語言う。
❌ 誤り。言語の項目で、通過は1歳過ぎから1歳半以降にかけてであり、75〜90%通過はさらに後になります。
5. 両手の積み木を打ち合わせる。
✅ 正しい。9か月前後で半数が通過し、11〜12か月で75〜90%が通過します。

【試験対策ポイント】

DDSTは個人-社会・微細運動-適応・言語・粗大運動の4領域からなり、暦年齢の線と各項目のバーの位置関係で判定します。目安となる粗大運動のマイルストーンは、定頸3〜4か月/寝返り5〜6か月/支えなし座位6〜8か月/つかまり立ち9〜10か月/ひとり立ち11〜12か月/ひとり歩き12〜15か月/階段昇り2歳/片足立ち3〜4歳/ケンケン4〜5歳です。手の機能では握り反射消失4か月/熊手状把握8か月/ピンチ(母指-示指)9〜10か月/積み木2個積む15か月を押さえておくと、この種の問題で候補を絞れます。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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