第45回 理学療法士国家試験 午後 第37問
人間発達学第45回午後
第45回 理学療法士国家試験 午後 第37問(人間発達学)の正答は 2・5 です。改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)の粗大運動項目のうち、90%通過率が13〜14か月にあたるのは「じょうずに歩く」と「ひとりでじょうずに立っている」です。
問題
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(DDST)で90%通過率が13〜14か月なのはどれか。2つ選べ。
- 1. 階段をのぼる。
- 2. じょうずに歩く。 ✓
- 3. 後ずさりして歩く。
- 4. 家具につかまって歩く。
- 5. ひとりでじょうずに立っている。 ✓
正答:2・5番
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解説
■ 正答:2・5番 — じょうずに歩く/ひとりでじょうずに立っている
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)の粗大運動項目のうち、90%通過率が13〜14か月にあたるのは「じょうずに歩く」と「ひとりでじょうずに立っている」です。他の3項目はこれより早い(つかまり歩き)か、遅い(後ずさり歩行・階段のぼり)時期になります。
【各選択肢の解説】
1. 階段をのぼる。
❌ 誤り。階段昇りの90%通過は約22か月で、13〜14か月より大幅に遅い項目です。
❌ 誤り。階段昇りの90%通過は約22か月で、13〜14か月より大幅に遅い項目です。
2. じょうずに歩く。
✅ 正しい。安定した独歩の90%通過は13〜14か月ころで、この時期を代表する粗大運動の指標です。
✅ 正しい。安定した独歩の90%通過は13〜14か月ころで、この時期を代表する粗大運動の指標です。
3. 後ずさりして歩く。
❌ 誤り。後方への歩行は前方への独歩が安定した後に獲得され、90%通過は16〜17か月ころです。
❌ 誤り。後方への歩行は前方への独歩が安定した後に獲得され、90%通過は16〜17か月ころです。
4. 家具につかまって歩く。
❌ 誤り。伝い歩きは独歩より早く獲得され、90%通過は12〜13か月ころで13〜14か月には該当しません。
❌ 誤り。伝い歩きは独歩より早く獲得され、90%通過は12〜13か月ころで13〜14か月には該当しません。
5. ひとりでじょうずに立っている。
✅ 正しい。支持なしでの安定した立位保持の90%通過は13〜14か月ころで、独歩の完成とほぼ同時期です。
✅ 正しい。支持なしでの安定した立位保持の90%通過は13〜14か月ころで、独歩の完成とほぼ同時期です。
【試験対策ポイント】
粗大運動の90%通過月齢はおおよその流れで覚える。
| 項目 | 90%通過の目安 |
|---|---|
| 首がすわる | 4か月 |
| 寝返り | 6か月 |
| 支えなしで座る | 8か月 |
| つかまって立ち上がる | 11か月 |
| 家具につかまって歩く | 12〜13か月 |
| ひとりでじょうずに立つ | 13〜14か月 |
| じょうずに歩く | 13〜14か月 |
| 後ずさりして歩く | 16〜17か月 |
| 階段をのぼる | 22か月 |
DDSTは個人−社会/微細運動−適応/言語/粗大運動の4領域からなり、知能検査ではなく発達の遅れを見つけるスクリーニング検査である点も問われる。「歩行の完成は1歳前後、階段は2歳前後」という大枠を持っていれば、細かい月齢を忘れても選択肢は絞れる。
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