PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第49回 理学療法士国家試験 午前 第85問

人間発達学第49回午前

第49回 理学療法士国家試験 午前 第85問(人間発達学)の正答は 1 です。「手に持ったビスケットを自分で食べる」は、手のリーチと口への運搬、座位保持が可能になる生後6〜8か月頃に90%通過となる項目です。

問題
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)において90 %通過率が6〜8か月なのはどれか。
  1. 1. 手に持ったビスケットを自分で食べる。
  2. 2. 手に持ったコップから自分で水を飲む。
  3. 3. 声(呼びかけ)に振り向く。
  4. 4. つたい歩きができる。
  5. 5. 人の顔を見つめる。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 手に持ったビスケットを自分で食べる。

「手に持ったビスケットを自分で食べる」は、手のリーチと口への運搬、座位保持が可能になる生後6〜8か月頃に90%通過となる項目です。この時期は寝返り・お座りが完成し、手づかみ食べが始まる時期にあたります。


【各選択肢の解説】

1. 手に持ったビスケットを自分で食べる。
✅ 正しい。90%通過率が6〜8か月頃の微細運動・個人-社会領域の項目です。
2. 手に持ったコップから自分で水を飲む。
❌ 誤り。コップ飲みの自立は1歳4か月〜1歳半頃で、6〜8か月より大幅に遅い項目です。
3. 声(呼びかけ)に振り向く。
❌ 誤り。音や声のする方へ振り向くのは生後3〜4か月頃で、6〜8か月より早く通過します。
4. つたい歩きができる。
❌ 誤り。つたい歩きは生後11〜12か月頃の粗大運動項目です。
5. 人の顔を見つめる。
❌ 誤り。注視・追視は生後1か月頃にみられる最も早期の項目です。

【試験対策ポイント】

正常発達のマイルストーンは月齢を数字で覚える。

月齢粗大運動微細運動・社会性
1〜2か月追視人の顔を見つめる・社会的微笑
3〜4か月定頸・声に振り向く手を見つめる(ハンドリガード)
5〜6か月寝返り手を伸ばして物をつかむ
7〜8か月お座り安定・ずり這い手づかみ食べ・持ち替え
9〜10か月つかまり立ち・はいはい指さし・人見知り
11〜12か月つたい歩きピンチグリップ(母指と示指)
1歳3か月頃独歩コップ飲み・なぐり書き

「首すわり3か月・寝返り5か月・お座り7か月・つかまり立ち9か月・独歩12〜15か月」の奇数月の語呂で押さえると、多少の項目違いにも対応できる。

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