PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第56回 理学療法士国家試験 午後 第100問

臨床心理学第56回午後

第56回 理学療法士国家試験 午後 第100問(臨床心理学)の正答は 3 です。うつ状態を診たときは、過去に躁・軽躁のエピソードがなかったかを必ず確認する。

問題
うつ病について正しいのはどれか。
  1. 1. 脱感作法を行う。
  2. 2. 心理教育は行わない。
  3. 3. 躁病相がないか確認する。 ✓
  4. 4. 修正型電気けいれん療法は無効である。
  5. 5. 薬物療法の第一選択はベンゾジアゼピン系薬物である。

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75%やさしい

32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-09-15)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:3番 — 躁病相がないか確認する。

うつ状態を診たときは、過去に躁・軽躁のエピソードがなかったかを必ず確認する。双極性障害の抑うつエピソードを単極性うつ病と誤って抗うつ薬を単剤で投与すると、躁転や急速交代化を招くためである。


【各選択肢の解説】

1. 脱感作法を行う。
❌ 誤り。正しくは、系統的脱感作法は恐怖症・不安症に用いる技法で、うつ病の標準治療ではない。
2. 心理教育は行わない。
❌ 誤り。正しくは、心理教育は治療の柱である。病気であること・回復すること・薬の効果が出るまで時間がかかることを伝えることで、自責感の軽減と服薬の継続につながる。
3. 躁病相がないか確認する。
✅ 正しい。双極性障害の見落としを防ぐため必須の確認である。既往に躁・軽躁エピソードがあれば、気分安定薬が治療の中心になる。
4. 修正型電気けいれん療法は無効である。
❌ 誤り。正しくは、修正型電気けいれん療法(mECT)は重症うつ病・強い希死念慮・昏迷・治療抵抗性のうつ病に有効性が高い。
5. 薬物療法の第一選択はベンゾジアゼピン系薬物である。
❌ 誤り。正しくは、第一選択はSSRI・SNRIなどの抗うつ薬である。ベンゾジアゼピン系は不安・不眠に対する補助的・短期的な使用にとどめる。

【試験対策ポイント】

  • うつ状態を診たらまず躁・軽躁の既往を確認(双極性を見落とさない)
  • 第一選択薬=SSRI/SNRIなどの抗うつ薬、ベンゾジアゼピンは補助
  • mECTは有効(重症・治療抵抗性・強い希死念慮・昏迷)
  • 心理教育+休養+薬物療法が急性期の柱
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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