「慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・2問)
理学療法士国家試験では「慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか」という問い方が、第47回〜第52回のあいだに2回出題されています。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第52回 午前第44問2. 血液透析日にも運動療法が行われる。
- 第47回 午前第48問1. 高血圧症合併例では等尺性運動を避ける。
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第52回 午前第44問(内科学・臨床医学)
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか。
- 1. 運動によって腎血流は増加する。
- 2. 血液透析日にも運動療法が行われる。 ✓
- 3. 運動療法によって糸球体濾過量が改善する。
- 4. 下肢の浮腫には起立台での起立練習が有効である。
- 5. 病期分類ステージ5の症例では5〜6METsの運動が適応となる。
正答:2
PTカコモン利用者の初回正答率 27.3%(22人・参考値)
慢性腎不全(特に維持透析患者)では、近年運動療法(腎臓リハビリテーション)が推奨され、血液透析中や透析日にも運動が行われます。
第47回 午前第48問(内部障害理学療法)
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか。
- 1. 高血圧症合併例では等尺性運動を避ける。 ✓
- 2. 運動負荷の指標に自覚的強度は適切でない。
- 3. 腹膜透析(CAPD)導入後は歩行訓練を避ける。
- 4. むずむず足症候群では下肢運動は禁忌となる。
- 5. 下肢の浮腫には起立台での起立訓練が有効である。
正答:1
等尺性(アイソメトリック)運動は筋内圧の上昇と息こらえ(Valsalva効果)により血圧を急上昇させます。
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