「末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・2問)
理学療法士国家試験では「末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか」という問い方が、第46回〜第52回のあいだに2回出題されています。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢
- 第52回 午後第35問3. ニューラプラキシア〈neurapraxia〉
- 第46回 午前第68問5. neurapraxia(ニューラプラキシア)
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第52回 午後第35問(神経内科学)
末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか。
- 1. ニューロトメーシス〈neurotmesis〉
- 2. アクソノトメーシス〈axonotmesis〉
- 3. ニューラプラキシア〈neurapraxia〉 ✓
- 4. 神経根引き抜き損傷
- 5. Waller変性
正答:3
PTカコモン利用者の初回正答率 64.3%(14人・参考値)
ニューラプラキシアは神経線維の構造的破壊がない一時的な伝導ブロックであり、軸索と髄鞘が温存されるため、神経損傷の中で最も予後が良く、通常数週間以内に自然回復します。
第46回 午前第68問(神経内科学)
末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか。
- 1. Waller(ワーラー)変性
- 2. 放射線ニューロパチー
- 3. neurotmesis(ニューロトメーシス)
- 4. axonotmesis(アクソノトメーシス)
- 5. neurapraxia(ニューラプラキシア) ✓
正答:5
Seddonの分類でneurapraxia(一過性伝導障害)は、軸索の連続性が保たれたまま局所の脱髄によって伝導だけがブロックされた状態です。
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