カテゴリー想起と語頭音想起の課題です。解答面には、その条件に当てはまる語の例が自動で入ります。
語想起の課題には、意味から探す型と、音から探す型があります。この2つは使う経路が違うので、どちらが苦手かで訓練の組み立てが変わります。
一般に、意味のほうが手がかりが多いぶん取り組みやすく、音韻のほうが難しくなります。両方が同じくらい落ちているのか、片方だけかで、障害の見立てが変わります。
「解答も付ける」にチェックを入れると、その条件に当てはまる語の例が並んだ面が一緒に出ます。対象者が詰まったときに、こちらがヒントを出す材料になります。語想起の課題は「正解が無数にある」ので、市販の教材だと解答が付いていないことがほとんどです。手元に例のリストがあると、訓練中に慌てずに済みます。
レベルを上げると、解答らんが増え、対象になる語の頻度が下がります。もう一つ効くのは制限時間です。同じ紙でも「1分でいくつ書けるか」にすると難易度が跳ね上がります。時間を測る使い方をするなら、レベルは据え置きのまま枚数を増やして、日ごとの推移を見るほうが変化が読み取れます。
語想起は回復の指標になりやすい課題です。同じ条件・同じ解答らん数で1週間分をまとめて作り、日付を入れて綴じておくと、書けた数の推移がそのまま経過記録になります。キャビネットに入れておけば、次の週も同じ設定ですぐ作れます。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。