「□校」「大□」「□生」の□に共通して入る漢字は何か。手がかりの数で難易度が変わります。
「□校・大□・□生」から「学」を引き出すには、それぞれの熟語の候補を挙げながら、共通する1字に絞り込む必要があります。漢字1字が持つ意味のまとまりと、熟語という単位の両方にアクセスする課題です。
失語症では、仮名が拾えなくても漢字は読める方が少なくありません。そういう方にとって、この課題は成功体験を作りやすい素材になります。高次脳機能障害の方には、絞り込みの方略そのものを見る課題としても使えます。
手がかりが減るほど、1つの熟語から連想を広げる力が要ります。レベル3で詰まるのは自然なので、そこで止めず1に戻して数をこなすほうが訓練になります。
解答面には、正解の漢字と、そこから作れる熟語が一緒に載ります。答え合わせのあとで「他にどんな熟語があるか」を一緒に挙げていくと、そのまま語想起の課題に発展させられます。1枚で2度使えます。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。