覚える面と、思い出して書く面が1組で出ます。間に別の課題をはさめば遅延再生になります。
記憶の課題は、覚える段階と思い出す段階を分けないと成立しません。このプリントは「覚える面」と「思い出す面」を必ず2枚1組で出します。覚える面を見せて伏せ、思い出す面を渡す、という流れをそのまま紙にしてあります。
間に別のプリント(計算や抹消など)を1枚はさむと遅延再生になります。即時再生はできるのに遅延で落ちる、というのは臨床で最もよく見るパターンで、そこが分かると生活場面の代償手段の話につなげられます。
| レベル | 語数 | 語のまとまり |
|---|---|---|
| 1〜2 | 少なめ | 同じカテゴリーでそろえる(意味的な手がかりが効く) |
| 3 | 中 | 2〜3のカテゴリーが混ざる |
| 4〜5 | 多め | ばらばら・低頻度語が混ざる |
同じカテゴリーでそろえると、対象者が「野菜だった」という手がかりを使えるので成績が上がります。逆にばらばらにすると、まとめる方略を自分で作らないと覚えられません。方略の指導をしたいときは、あえてばらばらにして、こちらから「グループにして覚える」やり方を教える流れが作れます。
解答らんは番号付きですが、順番どおりに書く必要はありません。順序再生まで求めると難易度が跳ね上がるので、まずは「いくつ思い出せたか」だけを見てください。順序も見たい場合は、書いた順に番号を振ってもらうとよいです。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。