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ことわざ・慣用句

ことわざの前半を読んで後半を選ぶ形(レベル1・2)と、ことわざや慣用句の意味を選ぶ形(レベル3〜5)があります。使っているのは、よく知られたものだけです。

ことわざ・慣用句で見ているもの

ことわざの前半から後半を出すのは、長い年月で覚えた決まった言い回しを思い出す課題です。失語症があっても保たれやすく、成功体験を作りやすい課題でもあります。意味を選ぶほうは、ことばどおりでない意味(比喩)を理解できるかを見ます。

レベルの中身

レベル形範囲問題数
1前半から後半を3つから選ぶ特によく知られたことわざ10
2前半から後半を4つから選ぶことわざ全体10
3意味を3つから選ぶ特によく知られたことわざ7
4意味を4つから選ぶことわざ全体6
5慣用句の意味を4つから選ぶ体の部分を使った慣用句など6

選択肢の作り方

意味の近いことわざ(「猿も木から落ちる」と「弘法も筆の誤り」、「猫に小判」と「豚に真珠」など)は、たがいの選択肢に出さず、同じ紙にも並べていません。片方の意味が、もう片方の正解にもなってしまうからです。意味は国語辞典の説明に沿って、やさしいことばに言い直しています。

慣用句は意味を選ぶ形だけにしています。「手を焼く」「手を貸す」のように後半がいくつもあるので、後半を選ぶ形にすると正解が1つに決まらないためです。

よくある質問

後半を言ってもらう形でも使えますか
使えます。STが前半を読み上げて、本人に続きを言ってもらう形にすれば、決まった言い回しの発話の練習になります。言えなかったら選択肢を見せる、という順にすると手がかりの段階も記録できます。
意味を説明してもらう課題にしたい
レベル3〜5の紙で、選んだあとに「どういうときに使いますか」と聞くと、説明する課題になります。解答面の意味の文を、言い方の見本にしてください。

このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。