指さしで伝えるための50音表です。紙1枚に収まるよう、選んだ項目の数に合わせて字の大きさを自動で決めます。
文字盤が力を発揮するのは、ことばの中身は頭の中で組み立てられていて、声だけが出ない方です。重い構音障害(ディサースリア)、気管切開や挿管で声が出ない時期、ALSなどの神経難病が代表です。
一方で、失語症の方には50音表が使えないことが多いので注意が要ります。失語症では語を音に分けて1文字ずつ拾うこと自体が難しく、表を指せないのは「やる気」や「慣れ」の問題ではありません。失語症の方には、文字盤より「はい・いいえ」で答えられる質問、絵や写真、実物を指す方法のほうが通じます。
| 項目 | 選べる中身 |
|---|---|
| 並べ方 | 行を横に(あいうえお→)/段を横に(あかさたな→) |
| 濁音・小さい字 | ゛゜と小さい字(ゃゅょっー)の欄を足す/濁音・半濁音の表も並べる/清音だけ |
| 数字 | 0〜9を入れる/入れない |
| よく使うことば | 生活(はい・いいえ・トイレ・痛い…)/病棟(痰をとって・体の向きを変えて…)/入れない |
| 文字の大きさ | 大きい/ふつう/小さめ(項目が多いと自動で小さくなる) |
ラミネートしてベッド柵やテーブルに置いておくと、家族や他職種もすぐ使えます。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。