たし算を1番から順に解きます。始める前に約束を読んで覚え、紙を折って約束を隠します。解いている途中で約束の時が来たら、思い出して実行します。
「3時になったら薬を飲む」「郵便局の前を通ったら手紙を出す」のように、先の約束を、別のことをしている途中で思い出して実行するのは、生活の中でよく求められる記憶です。約束の中身を覚えていても、その時に思い出せなければ実行できません。
| レベル | たし算 | 約束 |
|---|---|---|
| 1 | 16問 | 1つ(何問目まで来たら○を書く) |
| 2 | 20問 | 1つ(答えが決まった数の問題は番号を△で囲む) |
| 3 | 24問 | 2つ(何問目まで・答えが決まった数) |
| 4 | 24問 | 3つ(何問目まで・同じ数どうしのたし算に☆・何分たったら時刻を書く) |
| 5 | 22問 | 4つ(答えが決まった数の最初の1回だけ・☆・時刻・終わったら名前) |
たし算は1けたどうしです。約束の時が序盤に来すぎない紙・答えが決まった数になる問題が2〜3問だけの紙を選んで出しています。
始める前に約束を2回読んでもらい(または読み上げて)、何も見ないで言えるかを確かめてから始めます。時間の約束がある紙では、始めた時刻をSTが控え、時計の場所を本人に伝えておきます。途中でSTからは約束のことを言いません。答えの紙の記録表に、約束ごとに「できた・早い・おそい・忘れた」と、手がかりを出したならその中身を書きます。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。