第26回 言語聴覚士国家試験 第38問
音声学第26回
第26回 言語聴覚士国家試験 第38問(音声学)の正答は 3 です。子音は調音位置・調音法・有声性・鼻音性で記述する。
問題
[d]と[ŋ]とが異なるのはどれか。
a.気音の有無
b.舌の形状
c.口蓋帆の高さ
d.唇の形状
e.声帯の振動
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.7%標準
115人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — b・c
[d] と [ŋ] の違いを問う問題である。[d]=有声歯茎破裂音、[ŋ]=有声軟口蓋鼻音。両者は舌の形状(調音位置:歯茎と軟口蓋/b)と口蓋帆の高さ(口腔音と鼻音/c)が異なる。選択肢3が正しい。
【各選択肢の解説】
a. 気音の有無
❌ 同じ。どちらも有気性で区別される音ではない。
❌ 同じ。どちらも有気性で区別される音ではない。
b. 舌の形状
✅ 異なる(=正答の一部)。歯茎([d])と軟口蓋([ŋ])で舌の接触位置・形が違う。
✅ 異なる(=正答の一部)。歯茎([d])と軟口蓋([ŋ])で舌の接触位置・形が違う。
c. 口蓋帆の高さ
✅ 異なる(=正答の一部)。[d]は口蓋帆挙上(口腔音)、[ŋ]は口蓋帆下降(鼻音)。
✅ 異なる(=正答の一部)。[d]は口蓋帆挙上(口腔音)、[ŋ]は口蓋帆下降(鼻音)。
d. 唇の形状
❌ 同じ。どちらも唇は関与しない。
❌ 同じ。どちらも唇は関与しない。
e. 声帯の振動
❌ 同じ。どちらも有声音である。
❌ 同じ。どちらも有声音である。
【試験対策ポイント】
子音は調音位置・調音法・有声性・鼻音性で記述する。[d](有声・歯茎・破裂)と [ŋ](有声・軟口蓋・鼻)は、調音位置(舌の位置)と鼻音性(口蓋帆の高さ)が異なり、有声性・唇の関与は共通。「どの特徴が同じでどれが違うか」を弁別する問題である。
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