第28回 言語聴覚士国家試験 第31問
臨床心理学第28回
第28回 言語聴覚士国家試験 第31問(臨床心理学)の正答は 5 です。人名と理論の対応を問う問題である。
問題
誤っている組合せはどれか。
- 1.Jung, C. - タイプ論
- 2.Rogers, C. - 自己理論
- 3.Klein, M. - 対象関係論
- 4.Maslow, A. - 自己実現理論
- 5.Skinner, B. - アタッチメント理論 ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — アタッチメント理論はボウルビィ
人名と理論の対応を問う問題である。スキナー(Skinner, B.)はオペラント条件づけを体系化した行動主義の心理学者であり、アタッチメント(愛着)理論を提唱したのはボウルビィ(Bowlby, J.)である。したがって「Skinner - アタッチメント理論」は誤った組合せである。
【各選択肢の解説】
1. Jung, C. - タイプ論
❌ 正しい。ユングは内向・外向などの心理学的タイプ論を提唱した。
❌ 正しい。ユングは内向・外向などの心理学的タイプ論を提唱した。
2. Rogers, C. - 自己理論
❌ 正しい。ロジャーズは来談者中心療法と自己理論を展開した。
❌ 正しい。ロジャーズは来談者中心療法と自己理論を展開した。
3. Klein, M. - 対象関係論
❌ 正しい。クラインは対象関係論の中心人物。
❌ 正しい。クラインは対象関係論の中心人物。
4. Maslow, A. - 自己実現理論
❌ 正しい。マズローは欲求階層説・自己実現理論を提唱した。
❌ 正しい。マズローは欲求階層説・自己実現理論を提唱した。
5. Skinner, B. - アタッチメント理論
✅ 誤り(=正答)。スキナーはオペラント条件づけ。アタッチメント理論はボウルビィ。
✅ 誤り(=正答)。スキナーはオペラント条件づけ。アタッチメント理論はボウルビィ。
【試験対策ポイント】
行動主義(スキナー=オペラント条件づけ)と愛着理論(ボウルビィ)は別系統。人名と理論はセットで暗記する。
| 人名 | 理論 |
|---|---|
| Skinner | オペラント条件づけ |
| Bowlby | アタッチメント(愛着)理論 |
| Rogers | 来談者中心療法・自己理論 |
| Maslow | 欲求階層説・自己実現 |
| Jung | タイプ論・分析心理学 |
| Klein | 対象関係論 |
スキナーはオペラント条件づけにおいて、行動の直後に与えられる結果(強化・罰)が、その行動の生起頻度を変えると説明した。一方ボウルビィのアタッチメント理論は、乳児が特定の養育者との情緒的な絆を形成し、それを安全基地として探索行動を広げると論じる。系統がまったく異なる二人を結びつけた選択肢5が誤りである。
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