「解剖学」は分類上は基礎医学で、体のつくりを網羅的に問う科目です。ST国試では毎回2〜3問出題され、①神経系(中枢・末梢・脳神経) ②頭頸部・発声発語・嚥下器官 ③循環器・血液・脈管 ④感覚器(視覚・聴覚・平衡) ⑤発生・細胞・組織・筋骨格の5本柱で構成されます。範囲は広いですが、STにとって重みが違います——②頭頸部の喉頭・咽頭・舌の解剖は音声障害・嚥下障害・構音の舞台そのもの、①脳神経・脊髄は神経系・運動障害性構音障害の基盤、④内耳・蝸牛は聴覚障害の医学的土台です。「STがどの障害で関わる臓器か」で束ねると、暗記が一気に整理されます(血液・循環・細胞の細部は医学寄りのため要監修)。