MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第54問

電子工学第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第54問(電子工学)の正答は 2 です。図は入力R・帰還10kΩの反転増幅回路。

問題
図の回路の電圧増幅度を20 dB とするとき、抵抗R に流れる電流I[mA]はどれか。 ただし、A は理想演算増幅器とする。
第31回午前第54問 図
  1. 1. 0.01
  2. 2. 0.1 ✓
  3. 3. 1
  4. 4. 10
  5. 5. 100

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 30.8%参考値

13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 0.1

図は入力R・帰還10kΩの反転増幅回路。理想演算増幅器では−入力端子が0V(仮想接地)で、入力端子に電流は流れ込まない=Rを流れる電流Iはそのまま10kΩを流れる。

  • 20dB=20log₁₀10 → 増幅度10倍
  • 10kΩを流れる電流:I=(0−Vo)/10kΩ=(0−(−1))/10kΩ=0.1mA
  • 検算:Vi=|Vo|/10=0.1V、R=10kΩ/10=1kΩ、I=0.1V/1kΩ=0.1mA

【各選択肢の解説】

1. 0.01
❌ 誤り。0.01mAはVi(0.1V)を帰還抵抗10kΩで割った値。正しくはI=1V/10kΩ=0.1mA。
2. 0.1
✅ 正しい。仮想接地で−入力端子は0V、入力電流は0なので、Rの電流と10kΩの電流は等しい。10kΩの両端の電圧は|Vo|=1Vだから、I=1V/10kΩ=0.1mA。
3. 1
❌ 誤り。正しくはI=1V/10kΩ=0.1mA。
4. 10
❌ 誤り。正しくはI=1V/10kΩ=0.1mA。
5. 100
❌ 誤り。正しくはI=1V/10kΩ=0.1mA。

【試験対策ポイント】

  • 理想演算増幅器:入力電流0・+と−が同電位(仮想短絡)
  • 反転増幅の増幅度=−R_f/R_in、入力抵抗の電流=帰還抵抗の電流
  • 電圧比のdB:20log₁₀(20dB=10倍、40dB=100倍)。電力比は10log₁₀
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