第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第21問
第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第21問(救急・集中治療)の正答は 2 です。SOFAスコアは呼吸・凝固・肝・循環・中枢神経・腎の6臓器をそれぞれ0〜4点で評価し、点が高いほど重症。
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
初回正答率 40%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
SOFAスコアは呼吸・凝固・肝・循環・中枢神経・腎の6臓器をそれぞれ0〜4点で評価し、点が高いほど重症。項目ごとに悪化の向き(上がると悪いか下がると悪いか)が違うのがひっかけである。
【各選択肢の解説】
a.昇圧薬の使用
✅ 正しい。循環の項目は平均動脈圧の低下と昇圧薬(ドパミン・ノルアドレナリンなど)の使用で点が上がり、昇圧薬が必要なほど重症とされる。
b.血清ビリルビン値の低下
❌ 誤り。正しくは、肝の項目はビリルビンの上昇で点が上がる。
c.PaO₂/FIO₂ の上昇
❌ 誤り。正しくは、呼吸の項目はPaO₂/FIO₂比の低下で点が上がる。上昇は酸素化の改善を示す。
d.血小板数の増加
❌ 誤り。正しくは、凝固の項目は血小板数の減少で点が上がる。
e.1 日尿量の減少
✅ 正しい。腎の項目はクレアチニンの上昇と1日尿量の減少で点が上がり、尿量が少ないほど腎障害が重い。
❌ 誤り。bが誤り。正しくはa・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。含まれる記述がすべて正しい。
❌ 誤り。b・cが誤り。正しくはa・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくはa・eの組合せ。
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 臓器 | 指標 | 重症の向き |
|---|---|---|
| 呼吸 | PaO₂/FIO₂ | 低下 |
| 凝固 | 血小板数 | 減少 |
| 肝 | ビリルビン | 上昇 |
| 循環 | 平均動脈圧・昇圧薬 | 低下・使用 |
| 中枢神経 | GCS | 低下 |
| 腎 | クレアチニン・尿量 | 上昇・減少 |
敗血症=感染症に加えてSOFAスコアが2点以上急上昇した状態(Sepsis-3、2016年)。
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