MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第53問

電子工学第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第53問(電子工学)の正答は 2 です。

問題
図の回路でV_o=-12 V のとき、R[kΩ]はどれか。 ただし、A は理想演算増幅器とする。
第37回午後第53問 図
  1. 1. 2
  2. 2. 4 ✓
  3. 3. 6
  4. 4. 8
  5. 5. 12

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 4

反転加算増幅器。−入力は仮想接地(0 V)なので、2本の1 kΩに流れる電流の和がすべて帰還抵抗Rを流れる。電流の和は3 mA、Vo=−12 Vより R=12 V/3 mA=4 kΩ。


【計算】

  • +入力が接地 → イマジナリショートで −入力も0 V
  • 1 V側の電流:1 V/1 kΩ=1 mA
  • 2 V側の電流:2 V/1 kΩ=2 mA
  • 合計3 mAがRを流れ、出力は−入力より低くなる:Vo=−3 mA×R
  • −12 V=−3 mA×R → R=4 kΩ
  • 式で書くと Vo=−R(V₁/R₁+V₂/R₂)=−R×(1+2)mA

【各選択肢の解説】

1. 2
❌ 誤り。R=2 kΩでは Vo=−3 mA×2 kΩ=−6 V。正しくは R=4 kΩ。
2. 4
✅ 正しい。−3 mA×4 kΩ=−12 V となり、条件に合う。
3. 6
❌ 誤り。Vo=−18 Vになる。正しくは R=4 kΩ。
4. 8
❌ 誤り。Vo=−24 Vになる。正しくは R=4 kΩ。
5. 12
❌ 誤り。Vo=−36 Vになる。正しくは R=4 kΩ(12は出力電圧の大きさを抵抗値と取り違えた値)。

【試験対策ポイント】

  • 反転加算増幅:Vo=−Rf(V₁/R₁+V₂/R₂+…)
  • 入力抵抗がすべて等しいとき:Vo=−(Rf/R)×(入力電圧の和)
  • 仮想接地の点に流れ込む電流の和=帰還抵抗を流れる電流、で立式する
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