第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第4問
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第4問(医学的基礎)の正答は 5 です。ビタミンB₁₂は胃の内因子と結合して回腸で吸収され、ビタミンDは皮膚で紫外線を受けて生成され、ビタミンEは抗酸化作用をもつ。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 63.2%標準
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ビタミンB₁₂は胃の内因子と結合して回腸で吸収され、ビタミンDは皮膚で紫外線を受けて生成され、ビタミンEは抗酸化作用をもつ。aはビタミンAとカロテンの関係が逆、bはB₁とB₂の取り違え。
【各選択肢の解説】
a.ビタミンA は体内でカロテンを合成する材料になる。
❌ 誤り。向きが逆。正しくは、β-カロテン(プロビタミンA)が体内で分解されてビタミンAになる。
b.ビタミンB₂ の欠乏により脚気が生じる。
❌ 誤り。正しくは、脚気はビタミンB₁(チアミン)欠乏。B₂欠乏では口角炎・舌炎・脂漏性皮膚炎などが起こる。
c.ビタミンB₁₂ の吸収には胃から分泌される内因子が必要である。
✅ 正しい。胃の壁細胞が分泌する内因子と結合して回腸末端で吸収される。胃全摘後は内因子が無くなり、巨赤芽球性貧血の原因になる。
d.ビタミンD の生成には紫外線が必要である。
✅ 正しい。皮膚の7-デヒドロコレステロールが紫外線を受けてビタミンD₃へ変わる。その後、肝臓と腎臓で水酸化されて活性型になる。
e.ビタミンE は抗酸化作用をもつ。
✅ 正しい。脂溶性で細胞膜にとどまり、脂質の過酸化を防ぐ。
❌ 誤り。a・bが誤り。正しくはc・d・e。
❌ 誤り。a・bが誤り。正しくはc・d・e。
❌ 誤り。aが誤り。正しくはc・d・e。
❌ 誤り。bが誤り。正しくはc・d・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述。
【試験対策ポイント】
| ビタミン | 主な欠乏症 |
|---|---|
| A | 夜盲症 |
| B₁ | 脚気・ウェルニッケ脳症 |
| B₂ | 口角炎・舌炎 |
| B₁₂ | 巨赤芽球性貧血 |
| D | くる病・骨軟化症 |
| K | 出血傾向 |
脂溶性ビタミン=A・D・E・K。
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