OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午後 第28問

保健医療福祉第55回午後

第55回 作業療法士国家試験 午後 第28問(保健医療福祉)の正答は 2 です。ICFの背景因子は環境因子と個人因子に分かれる。

問題
ICFの環境因子で正しいのはどれか。
  1. 1. ライフスタイル
  2. 2. 介護保険制度 ✓
  3. 3. 教育歴
  4. 4. 生活感
  5. 5. 趣味

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 73.3%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 介護保険制度

ICFの背景因子は環境因子と個人因子に分かれる。介護保険制度は本人の外側にある社会の仕組みであり、環境因子の第5章「サービス・制度・政策」に当たる。ほかの選択肢は本人の特徴・経歴に属する個人因子である(WHO 国際生活機能分類、2001年)。


【各選択肢の解説】

1. ライフスタイル
❌ 誤り。ライフスタイルは本人の生き方・習慣であり、ICFで個人因子の例として挙げられている。正しくは個人因子である。
2. 介護保険制度
✅ 正しい(=正答)。社会保障の制度は本人を取り巻く外部の条件で、生活機能を促進も阻害もしうるため、環境因子の「サービス・制度・政策」に分類される。
3. 教育歴
❌ 誤り。教育歴は本人の経歴であり、ICFで個人因子の例として挙げられている。正しくは個人因子である。
4. 生活感
❌ 誤り。生活についての本人の感じ方・価値観は本人に属する特徴である。正しくは個人因子に当たる。
5. 趣味
❌ 誤り。何を趣味とするかは本人の好み・経験であり、本人の外側の環境ではない。正しくは個人因子に当たる(趣味の活動を行うこと自体は「活動と参加」の「レクリエーションとレジャー」で扱う)。

【試験対策ポイント】

環境因子の5章:①生産品と用具 ②自然環境と人間がもたらした環境変化 ③支援と関係 ④態度 ⑤サービス・制度・政策

背景因子中身分類コード
環境因子本人の外側(物・人・態度・制度)あり
個人因子年齢・性別・ライフスタイル・教育歴・習慣などなし
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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